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おもてなし

着付けをご指導頂いております
忍子先生からお宅にお招き頂きました。
この日、他のメンバーはお昼過ぎに集合。
私の方は、教室仕事が終わってからだったので
結局夕方近くのご訪問になってしまいました。

丁度、到着した頃、浴衣の着付けの自習中。
皆が、帯がこうでもない、ああでもない
とやっている最中
一人少し遅い昼食を頂いちゃいました。
なんて素晴らしいお料理の数々でしょう!

忍子先生の、心のこもった手料理。
「おもてなし」の心を感じ一口づつ噛み締めます。
器、盛りつけ、お味付け
全てが完璧でなんて美味しいのでしょう!

忍子先生も大の骨董好き。
器はほとんどが年代物ばかり。
デザート皿の古九谷もとても美しい!
デザートの後に
忍子先生ご自身が夏着物を着付けるところを
皆で見学させて頂きお開きとなりました。
忍子先生が先日の骨董市で入手された
素敵な白地の小紋の着物を譲って頂けるとのこと。
こんな素敵な着物を粋に着こなせる様
着付けのお稽古も増々精進しなくては、、
結局この日、私は着物に袖を通すことはなかったのですが
お腹を満たし、色々な道具を拝見させて頂き
贅沢なひと時を過ごさせて頂きました。
忍子先生ありがとうございました。
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by houjyouan
| 2015-07-26 15:51
| Cafe方丈庵
カリーナ♪

「一年前の約束を果たしてもいいですか?」と
日曜日の午後の教室
道具などを片付け終わった白田千夏さん。
「えっ?えっ??何?」
と首をかしげる私の前で
バイオリンケースを開ける白田さん。

「happy birthday」
美しい音色でした。
1年半前にはじめられたバイオリン。
その際、来年の先生の誕生日には
バースデーソングを弾けるようになりますね、
と可愛いことを言ってくださった事、思い出しました。
遅くなりましたが、、と少し恥ずかしそうに
弾いてくださるそのお姿は
バイオリンを構える立ち姿もなかなかサマになっていて
優しい横顔。
こんなに嬉しいお祝いがあるでしょうか♪
1週間前は夏風邪で絶不調の誕生日でしたが
今日は、それを挽回できる嬉しいサプライズでした。
因みに、「カリーナ」とは
白田さんが、このバイオリンに付けた名前。
イタリア語で「可愛い」を意味するそうです。
はじめてこのバイオリンに出会った時に
可愛い猫に見えたのだそうですよ。
きっと白田さんの人生にずっと寄り添う
美しい鳴き声の可愛いパートナーの
猫であり続けるのでしょうね。
千夏さん、ありがとう。
来年は、是非、豊田駅から演奏してきてくださいね(笑)。
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by houjyouan
| 2015-07-19 18:42
| 日々のこと
休講日のお知らせ(8月/夏休み)
こちらのブログでは、毎月の教室のお休みを掲示しています。
陶芸教室の通常の開講スケジュールは
アトリエ方丈庵ホームページのトップページ
陶芸教室のご案内→開講日時のご案内をご覧ください。
(8月のお休み)
どの曜日も毎月4回づつの開講ですが
8月のみ土日に限り月3回づつの開講とさせて頂きます。
下記をお休みとさせて頂きます。
8月9日(日)
8月15日(土)
8月29日(土)
8月30日(日)
他の曜日、火、水、木は月4回の開講予定です。
*第5週目はお休みです
*月曜、金曜日は定休日です
陶芸教室の通常の開講スケジュールは
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(8月のお休み)
どの曜日も毎月4回づつの開講ですが
8月のみ土日に限り月3回づつの開講とさせて頂きます。
下記をお休みとさせて頂きます。
8月9日(日)
8月15日(土)
8月29日(土)
8月30日(日)
他の曜日、火、水、木は月4回の開講予定です。
*第5週目はお休みです
*月曜、金曜日は定休日です
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by houjyouan
| 2015-07-19 17:58
| 陶芸教室 開講スケジュール
夏の薬膳

薬膳講座もはやいもので今回で3回目。
陶芸教室の生徒さんであり
管理栄養士さんであり
薬膳のお勉強もされ、その方面でも
活躍されていらっしゃる濱名さんによるアトリエ方丈庵での
薬膳講座も第三回目です。

夏の中には梅雨も含みます。
「時により、地により、人による」
という言葉から講座がはじまりました。
毎回感じることですが
薬膳というのは、とても哲学的で思想的だな、といこと。
濱名さんご自身もおっしゃられていましたが
昔からあるおばあちゃんの智恵みたいなものが
きちんと裏付けされ
何故そうなのか全てきちんとした理由がある、
ということに魅力を感じる、と。

難しいことではなく
自然的で、とても優しい考えで、そして
昔から当たり前にやってきたことが多いな、ということに
気づかされます。
そして「心」と深く、強くつながっている、ということも。
「病は気から」はもっともなこと。

夏の薬膳のメニューを紹介。
そして講義の後、皆さんで美味しく試食会。
皆さんの夏のトラブル、また体調で気になっている事
などお一人づつ簡単なカウンセリングを含め
美味しくお食事会がすすんでゆきます。
今回は、濱名さんの特別メニューがもう1品
残念ながらそれはご紹介できないのですが
とても美味しい一品でした。

実は、この薬膳講座の前日から
喉が焼けるように痛みだし
どうやら夏風邪にやられてしまったようなのです。
この日は、熱っぽく、かなり不調であったのですが
濱名さんが、即席で喉の痛み、炎症にいいものがあると
ミントに熱い緑茶を注ぎ入れたものを
出してくださいました。
とても爽やかな喉ごしで
熱を持った喉がクールダウンしてゆくようです。
前日からは食欲も減退していましたが
濱名さんの薬膳はおかわりしてしまうほど(笑)
そのお陰か、翌日の休日はおとなしく養生し
教室仕事を休むことなく復活できました。
通年通して、心の調整、体調のやりくり上手になれるよう
さらに勉強してゆきたく思います。
夏の乗り切り方のヒントをたくさん教えて頂きました。
夏は「発散」の季節だそうです。
精神的にも我慢をして溜め込まず
気分を発散させ
適度に日光にも当たり
汗も適度にかくといいそうです!
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by houjyouan
| 2015-07-15 14:25
| 薬膳
漱石と猫〜三代の黒猫〜

アトリエ方丈庵を設立した2000年秋
荒れ放題だったアトリエ庭に
ふらっと野良猫が1匹現れました。
とても警戒心が強く
撫でさせてもらえるまでに数ヶ月の時間を要しました。
猫を飼った経験もなく
その警戒心の強さに戸惑いながらも
少しづつ信頼関係を築いてゆけることへの
楽しみもささやかな幸せでした。
その当時通っていたある生徒さんが「ジジ」
と名付けてくれました。
ジブリ映画の「魔女の宅急便」にでてくる黒猫ジジ。
上の写真は、2回目の出産を終えた頃のジジの姿。
まだ、子猫達にお乳を与えていた頃なのでふっくらしています。
アトリエのテラスで日光浴をしてご満悦な表情。

ジジはやがて、陶芸教室の看板娘として
気まぐれなご接待で気ままに働いてくれました。
そしてその一年後
方丈庵の1周年の
記念パーティーを催している最中
小雨ふりしきる中
2匹の子猫を連れて現れました。
20名近い生徒さん達で大騒ぎしている最中にも関わらず
まるで、方丈庵の1周年のお祝いに
子猫をプレゼントしてくれたようでした。
そのうちの1匹が上の写真のフェイ。
母猫そっくりな美しいグリーンイエローの目が印象的な黒猫です。

ジジはその翌年、アトリエの中の押し入れの中で
三回目の出産をし子猫達を育てあげると
またボヘミアン生活へと戻ってゆきました。
2代目の黒猫通信担当はジジの娘フェイが引き継ぎ
方丈庵の看板娘として働いてくれました。
が、フェイはまだ四歳という若さで突然天国へ旅立ちました。

フェイを失った哀しみに打ちひしがれていた頃
おとぎ話のようなのですが
フェイそっくりな野良猫が
自宅庭に現れました。
丁度、フェイの四十九日の頃です。
今でもこの出会いに不思議なものを感じるのです。
この子が現在一緒に暮らすベリー。
フェイにそっくりな美しい目をした黒猫です。
現在の黒猫通信担当
三代目。

「我が輩は猫である」
も夏目漱石が可愛がっていた黒猫がモデルだとか。
昨夜放送されたNHKの歴史秘話ヒストリア
「夏目漱石の妻と猫」
とても興味深かったです。
初代の黒猫が亡くなった後も
夏目家もその後何代にも渡り
福猫と云われる爪まで黒い福猫を
飼い続けたそうです。
精神病を患っていた漱石自身を癒し
漱石に小説を書かせ
家族の絆を深めた黒猫の存在。
私の傍にも既に15年近く
ずっと猫達が、黒猫が寄り添ってくれていることになります。
うれし涙も、哀しい涙も
優しく拭ってきてくれた優しい子達。
私も、夏目家のように
これからも欠かす事無く猫と暮らしてゆきたいと
心の底から願っています。
ジジ、フェイ、ありがとう。
メル、ベリー、ソラ、モモ
これからもずっとずっと
よろしくね。
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by houjyouan
| 2015-07-02 23:33
| 黒猫通信
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東京日野市にある陶芸教室「アトリエ方丈庵」。多摩丘陵を一望できる緑豊かな高台にあります。アトリエに集う生徒さん達の陶芸作品、 手づくりのお料理やお菓子など紹介。 日々の事、器のこと、猫のことなど綴ります。焼きもの作家くつわだりえの作品、個展の紹介もしています。
by houjyouan
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