お月見の室礼(しつらえ)
今年は室礼(しつらえ)をきちんとやろう!
と誓ったものの、七夕での室礼から
アイデアが浮かばずに早3ヶ月が経過。。
九月九日は重陽。
中国の陰陽説では、奇数を陽の数、
偶数を陰の数と数えます。
「九」は陽数の最大の数となり
それが重なる九月九日「重陽」は
陽の極まるとてもおめでたい日となるそうです。
旧暦の九月九日は、今の10月半ばで、秋たけなわ。
ということで、ちょっと遅れましたが
重陽の室礼でございます(笑)。
久住さんに骨董市で手に入れられた
菊のお菓子の木型をお借りし
菊のお花をお月様に装飾いたしました。
今回は、信楽の古陶土に鬼板という鉄の化粧を施し
志野釉を施釉し弱還元で焼成。
菊は中国で不老長寿の薬として栽培され
菊の香りを移した菊酒を呑んで
長命を願う風習がありました。
この風習と菊の花が日本に伝わり
平安時代には宮中の行事となったそうです。
と誓ったものの、七夕での室礼から
アイデアが浮かばずに早3ヶ月が経過。。
九月九日は重陽。
中国の陰陽説では、奇数を陽の数、
偶数を陰の数と数えます。
「九」は陽数の最大の数となり
それが重なる九月九日「重陽」は
陽の極まるとてもおめでたい日となるそうです。
旧暦の九月九日は、今の10月半ばで、秋たけなわ。
ということで、ちょっと遅れましたが
重陽の室礼でございます(笑)。
久住さんに骨董市で手に入れられた
菊のお菓子の木型をお借りし
菊のお花をお月様に装飾いたしました。
今回は、信楽の古陶土に鬼板という鉄の化粧を施し
志野釉を施釉し弱還元で焼成。
菊は中国で不老長寿の薬として栽培され
菊の香りを移した菊酒を呑んで
長命を願う風習がありました。
この風習と菊の花が日本に伝わり
平安時代には宮中の行事となったそうです。
「花より団子」になってしまいそうですが
お月見団子。
十五夜の今日、たまたま覗いた
豊田駅北口にある和菓子屋「紀伊国屋」さんで
美味しそうなお月見団子がたくさん
店頭に積み上げられていて
思わず、フラフラ〜っと
吸い寄せられるように買ってしまいましたー。
生徒さん達と美味しく頂きましたよ。
「月餅」を満月に見立て
食す習慣があるそうですね。
先日、横浜に出掛けた際
中華街で月餅を購入。
なんでも、どこそこかのコンクールで金賞をとったとかいう。
クルミや松の実などがぎっしり入っていて
美味しい♪
中国では中秋月に家族が集まり
月を愛でながら月餅を食すそうです。
教室の生徒さん達と
仲良く切り分けて一口づつ頂きました。
(一部、山本三千子さんの室礼の本から
解説を抜粋しています。)
陶芸には、忘れてはいけない大切な「菊」がありますね。
「菊練り」
粘土の固まりを均等な堅さ、また粘土中の空気を抜いて
砲弾状の形に練り上げていく土練りの方法です。
たくさん付けている菊の花びらのように
細やかにヒダを付けて練り上げていきますが
「菊練り三年」という言葉があるとおり
一朝一夕ではなかなか習得できない
独特な練り方です。
明日28日はスーパームーンだそうですよ。
お月様を待ちながら
粘土を練ってみるのも悪くないかも知れません。
さあ、次なる注文品でも取り掛かるといたしますか。
「菊練り」
粘土の固まりを均等な堅さ、また粘土中の空気を抜いて
砲弾状の形に練り上げていく土練りの方法です。
たくさん付けている菊の花びらのように
細やかにヒダを付けて練り上げていきますが
「菊練り三年」という言葉があるとおり
一朝一夕ではなかなか習得できない
独特な練り方です。
明日28日はスーパームーンだそうですよ。
お月様を待ちながら
粘土を練ってみるのも悪くないかも知れません。
さあ、次なる注文品でも取り掛かるといたしますか。
by houjyouan
| 2015-09-27 16:06
| 日々のこと
東京日野市にある陶芸教室「アトリエ方丈庵」。多摩丘陵を一望できる緑豊かな高台にあります。アトリエに集う生徒さん達の陶芸作品、 手づくりのお料理やお菓子など紹介。 日々の事、器のこと、猫のことなど綴ります。焼きもの作家くつわだりえの作品、個展の紹介もしています。
by houjyouan
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